英語の授業準備の時短に。英語教員監修によるフラッシュカード

カプラ(@capura_)です。

今日はちょっと育児をお休みして、以前からチラチラ言っていたカプラが作ったiPad専用アプリを紹介します。(夜なべして作ってたやつです)
作ったアプリはフラッシュカードでして、英単語を登録して利用するものです。

その名も、英語教員監修によるフラッシュカード、です。

英語教員監修によるフラッシュカード誕生秘話(?)既存アプリへの不満

App Storeにフラッシュカードアプリは多数公開されています。(もちろん他の人が作ったやつです)
しかし、以前からうちの奥さん、公開されているフラッシュカードアプリは使い勝手が悪いと文句を言っていました。
じゃあ作ってあげようかとカプラが作リ始めたのでした。
まず、何が不満だったのかをヒアリングすることから始めました。どうせやるなら英語教員の方全員が使いやすい!と思えるようなものにしたかったからです。もちろん生徒が使う場合でも使い勝手はいいはず…。

“公開中のアプリで不満なところ”
  1. 表示される文字が小さい
  2. 日本語と英語の切り替えができない
  3. 英語と日本語の切り替えしかできない
  4. 過去登録した単語でもデッキが違えば再度登録しないといけない
  5. 広告が出てしまい、授業で使えない

不満1 表示される文字が小さい

特に表示される文字が小さいというのが奥さんの一番の不満でした。
というのも、うちの奥さんが持っているiPadは11inchのものでして、授業で使う場合は席の後ろの方の子にも見えるようにするためにはなるべく大きい文字を出す必要がありました。そのため、せっかくiPadに単語をせっせせっせと入力しても後ろの子に見えないのであれば意味がないという悲しい状態でした。
このアプリではそこを改善して大きい文字で表示できるようにしています。文字数が長くなった時は自動的に文字サイズが小さくなります。

不満2 日本語と英語の切り替えができない

某アプリでは日本語、英語の切り替えがうまくいかなかったようで、奥さんのストレスになっていました。おそらくiOSのバージョンアップで動かなくなったと思われるようなところもチラホラ。
そこでこのアプリではもちろんそこの動きの改善をしました(当たり前ですが)

そしてカプラが生きているうちは毎年のiOSのバージョンアップには対応しますので、長く使える予定です。(急死したらごめんなさい)

不満3 英語と日本語の切り替えしかできない

子供相手の授業なので、英語と日本語だけではなかなか頭に入っていかないようです。頭に記憶を定着させるためにはイメージも使うとよいという話を聞いたことがあるので、写真を単語ごとに登録できるようにしました。
また、例文も表示できるように改善しています。

不満4 過去登録した単語でもデッキが違えば再度登録しないといけない

授業ごとにデッキを作ることを想定してますが(Lesson1-1,Lesson1-2など)、時には前回の単語で重要なものを再度使いたい、教科書が変わったとしても学ぶ単語は同じなんだから過去登録したものを再度使いたい、などあるはず…。
その視点に立って一度登録した単語は簡単に他のデッキでも使い回せるようにしました。

不満5 広告が出てしまい、授業で使えない

これはまぁ、アプリを作っている人だったら多少なりとも収益が出たら嬉しいものです。ちなみにクリックされると開発者に数円単位だと思われますが、広告費が入るようなもののはずです。
カプラはそんなもの出しませんでした。だから授業でどんどん使えます。

…有料ですが…(360円)

使い方

特に使い方は難しくはないです。一応、起動してすぐにチュートリアルが出るようになってますし、その後もヘルプボタンは各画面に用意しているので大丈夫なはず…。

デッキ一覧画面

これがデッキ一覧画面です。デッキというのは複数の英単語を紐付けたものです。右上のボタンから新規でデッキを作成することができます。
Lesson1-1, Lesson1-2など作っておけばいつでも登録した単語でフラッシュカードができるようになってます。ここでデッキを選択すると、次の画面でフラッシュカードを実行したり、デッキ編集ができます。
いらなくなったデッキは左にスワイプすると削除ボタンがでるので、それを押してください。

プレイモード選択画面

これがフラッシュカードのメニューです。ここで選択したモードでフラッシュカードを始めます。
右下の”重要のみ”というボタンをONにすると、この先の画面で出てくる、単語ごとに設定できる重要マークをつけたものだけを表示することができます。想定している用途としては、フラッシュカードをしていて間違いが多いものに付けておいて、あとで復習するというようなものです。フラッシュカード 中もマークはつけたり消したりできます。
また、現在は日本語で表示していますが、設定画面から英語表示に切り替えることも可能です。
そしてボタンの文字を日本語、英語と固定してしまうと英語と日本語だけの勉強にしか使えません。それはもったいないと思ったので、設定でそこを変更できるようにしました。フランス語の勉強に使いたい時は設定画面から日本語とフランス語と入れれば上のボタンの文字が変わります。
(注意)実際にフランス語やイタリア語など入れる場合はiPadの設定からキーボードを追加しないといけません。

”ランダム”というボタンをONにすると、表示順がランダムになります。

デッキ編集画面

上のタブを操作することで新規の単語登録と単語の編集ができます。
新規で登録したいときは新規タブを選択した状態で必要な情報を入れてください。単語さえ入れればとりあえず登録できます(もちろんフラッシュカード実行時に訳はでませんが)
デッキにリンクして登録を選択すると、現在のデッキに単語がリンク(紐づくこと)されつつ、単語を新規登録します。
デッキにリンクしないで登録を選択すると、現在のデッキにリンクされず、単語だけ新規登録されます。
そしてデッキにリンクしている単語だけしかフラッシュカード 実行時に表示されません

ここの動きがちょっとややこしいかもしれませんね。なんでこんな動きにしたのか少し説明します。

念頭に置いておいてほしい点としては、デッキはあくまで登録した単語とリンクしてるだけで、デッキを消しても単語は消えません。ただ、単語を消したら全デッキから消えるということです。

なぜこんな動きにしたのかというと、もしデッキを消したらそのデッキに登録されている単語も全部消えてしまうというのであれば、せっかく単語を登録したのが無駄になってしまいます。そしてまた数年後、同じ登録作業をする羽目になってしまいます。それは無駄な時間です。それを避けるために単語とデッキを独立させました。

これだと例えば今年1年生を担当した方が来年2年生、再来年3年生、そして再び1年生の担当になったときに過去に登録した単語が使いまわせます。もしかしたら同じLesson1でも使う単語が若干増減するかもしれませんが、登録済みの単語でしたらデッキに単語をリンクさせる作業はすぐできるので増えた単語だけ再登録すれば、あっという間に授業準備が完了するのでは、と想像しての動きです。(想定が甘い!という意見があればお願いします)

また、いつ使うか決めてないけどとりあえず単語登録だけしておこうかな、というような利用シーンを想定しています。
…まぁ、それをするにしても何かデッキを選択しないと登録画面に進めないのですが、デッキにリンクしないで登録したらデッキには何の影響もないのでそこはそんな感じで…(改善の余地がありそうなのは重々承知してます)

ついでに下のテーブルの説明もしてしまうと、
左下に表示されているテーブルは現在選択しているデッキにリンクした単語で、フラッシュカード実行で使われる単語です。
右下に表示されているテーブルは過去登録された全ての単語です。

左下のテーブルでも右下のテーブルでも、単語を選択すると編集モードになり、自動的に編集タブが選択され、登録済みの情報が上のフォームに入力された状態になります。情報を編集して更新ボタンを押せば更新されます。

繰り返しになりますが、大事なので言います。更新ボタンを押さないと更新されませんので注意です。

左下のテーブル右上のスイッチをONにした上で単語を選択(複数選択可能)してリンクを削除ボタンを押すと選択中のデッキからリンクが消えます。リンクが消えるだけで単語は消えません(このデッキではフラッシュカード実行時表示されなくなるだけ。もちろん他のデッキでその単語をリンクしているのにはなんの影響もありません)。
また、このスイッチがONになったとき単語の右側に3本線が表示されます。そこをタッチしたまま上下に移動させると表示順が調整できます。

右下のテーブル右上のスイッチをONにした上で単語を選択(複数選択可能)してデッキへリンクボタンを押すと選択中のデッキに単語がリンクされます。削除ボタンを押すとアプリ内からその単語が完全に削除され、その単語をリンクしている全てのデッキからも消えます

また、画像ですが、その場でカメラ撮影したものを登録することも、iPadにすでにあるものを登録することもできます。サイズも範囲も調整できるので便利だと思います。面倒な場合はいちいち画像をダウンロードしないでスクリーンショットで画面を撮って、自分でこのアプリで範囲調整して使うと便利だと思います。

そして右上の星マークがプレイモード選択画面の説明で出てきた重要マークです。フラッシュカード 実行中でも星をタップしたらON,OFFは切り替えられます。編集画面でONにして実行中にOFFにしたらOFFのままになります(逆もしかり)あくまでも簡易的なチェック程度の使い方でお願いします。そして、編集画面で星マークの操作をした場合、更新ボタンを押さないといけません。(よく忘れるやつです)
ただ、フラッシュカード実行中の星マーク操作は特に更新ボタンとか無いので即記録されます。

真ん中左側にある辞書マークを押すと、単語に入力したものをiPad内の辞書から検索して表示してくれるので、訳はそこから入れてもいいかもしれません。

フラッシュカード実行

こんな感じで単語の文字数に応じてフォントサイズは自動で変わります。切れることはないです(たぶん)


例文が長くなってもきちんと表示されていますね。もっと長くなっても大丈夫なはずです。

画面右側をタップするか右から左へスワイプすれば次のページに進みますし、逆をすれば戻ります。
真ん中をタップすると表示が切り替わります。

最後に

今まで奥さんが夜な夜な授業準備をしているのを見ていていつもカプラが思っていることなのですが、なんで過去の資産を溜めるようなことをしないのかな、ということでした。

カプラのお仕事であるソフト開発では過去組んだプログラムを以降いつでも使えるようにまとめておくことが多いです。
でもうちの奥さんだけかもしれませんが、毎年毎年0から作るんですよね。

それが少しでもなくなればと、一度登録したものは常に簡単にデッキに登録することができるし、簡単に編集もできるように作りました。今は一年生の英語を教えているので今年で一年生の英単語は全て登録し終えたと思います。この仕組みなら教科書が変わったときも簡単に編集できるはずです。

きっとこれからまた一年生の担当になったときはほぼ登録作業はしなくてよくなるはずですね。

もしこちらのブログを見ている英語教員の方がいたら、是非買ってくださいいかがでしょうか?

ただし、iPadアプリなのでiPhoneには入れられません…。

それとこんな風な機能があればいいんだけどなぁ、というような意見もどんどんいただければ嬉しいです。

ここのコードを読んでいただければアップルストアに飛びます。

もしくはこちらからストアに飛べます。

ちなみに、ストアの紹介文で一部日本語がおかしいところがあるのは把握してます(笑)夜ふかしして作っていたのでボケッとしてました。
簡単に他の人にも紹介できるようにQRコードでもつけるようなアップデートをそのうちしようかと思ってるので、そのタイミングで直します(更新のタイミングじゃないと直せないのです)

たまたまとはいえ、結婚した人が教員だったので教員の忙しさを知りました。部活やらテスト採点やらでなかなか自由な時間が取れない教員の方々には本当に頭が下がります。これが少しでも誰かの役に立つことを祈っております。

他の教科の先生で、こんなものあれば嬉しい!というアイディアもお待ちしてます(作れるかどうかは別として)

今日はここまで

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