EINって必要?アプリを有料で公開するときの注意

約1週間ぶりのブログになります。
以前からチラチラと言っていましたが、夜な夜なコツコツ作っていたアプリが完成させるためになかなかブログに時間がとれませんでした。
無事アプリは完成し公開されました。(ここで紹介したかったのですが、個人での開発のため、本名がでちゃってるし奥さんにこのブログの存在がバレる可能性が高かったので、泣く泣くやめました)
アプリの紹介をしようと思ったのですがそれもできなくなったため、今日はアプリ完成後に有料でストアに出す際に悩むであろう、「EIN」というものについて説明します。
アプリの作り方についてはネット常に腐る程情報があるのに、この辺についてはあまりないんですよね。
ということで、昨日(2018/09/25)とれたてのEINについてここで紹介します。
普段の子育てネタは今日はお休みで、主にカプラと同じiOSやandroidのアプリ開発者向けの記事になります。
…が、開発者よりになりすぎず、ソフト開発を知らない人でもなんとなく流れがわかるように噛み砕いて説明しますので、興味がある方は見て下さい。

ざっくりとしたアプリ公開までの流れ

iOSアプリを有料で公開するにはざっくりと以下のような手順を踏みます。

“アプリ公開までの流れ”
  1. プログラミングでアプリを作る
  2. Storeで表示したときのアプリの説明文やスクリーンショット、値段や検索キーワード、配信予定日などを決める
  3. それらをAppleの人に審査してもらう
  4. 開発者についての情報や税金、銀行口座などの登録をする
  5. 無事公開

たくさんのアプリがストアに公開されていますが、全てこんな感じのフローを通って公開されているんです。
これがまぁ結構大変なんです。こんな大変な思いをしてまで出してストアのレビューが荒れたら立ち直れない…。

レビューは温かい気持ちでしてあげましょう

この中で今日は一番情報が少ないと個人的に思った税金についてです。

二重に徴税される?

アプリの有料販売について色々調べていたところ気になることが…。それはアップルはアメリカの会社なのでその会社経由(App Store)でアプリを売るとアメリカで売ったと見なされ、アメリカから税金をかけられてしまうとかなんとか。

そして日本に住んでいる場合は日本からも税金をかけられてしまいます。これが二重徴税ですね。

それを避けるために「自分はアメリカに住んでません(だから税金取らないで)」という申告をしないといけないそうなんです。

そこで出てくるのが今日のキーワード、「EIN」です

Form W-8BENとEINとは?

Form W-8BENとはCertificate of Foreign Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholdingの略です。
EINとはEmployer Identification Number(米国納税者番号)の略です。

アプリを有料で公開する人はおそらく100%これらについて悩むはず。

簡単にいうと、Form W-8BENは、自分はアメリカに住んでません!(だから税金とらないで)ということの申請です。
そしてその申請の中でEINが必要になってきます。(なぜ必要なのかはわかってない)

Appleの場合、iTunes Connectというアプリの情報を入力する画面の中でそれらの情報を記入していきますが、その中でEINを入れる箇所があるんですが、そこで初めてここに何を入れたらいいんだろう、とググった結果、めんどくさいことをしないといけないとわかって心が折れかける人が大勢いるんです。

じゃあ具体的にどうやって取るのでしょうか

EINの取得方法の事前準備

具体的に取得するまでに準備した方がよいといわれていたものは2つでした。

それはスカイプでスカイプのアメリカの固定電話に電話できるプランに入ることと、オンラインのFAXサービスを利用できるようにすることです。

ただこれがなんと、実際FAXはカプラは使いませんでした。じゃあなんで必要なの?というと、電話で全ての登録が終わった後にその情報をFAXしてくれるそうなんです。(という情報を他のサイトで見つけただけなので、最近はしないのかもしれませんが)
しかし緊張していたカプラはそのことがすっかり頭から抜けていました。そして電話に出た人もめんどくさかったのか忘れてたのかわかりませんが、FAX番号についてカプラに聞いてきませんでした。まぁ2週間くらいしたら手紙を送ってくれるそうなので、待てる人はまっててもよいです。

しかし終わった後にiTUnes Connectにも住所を入力するところがあるんだから、それをIRSで登録されたものに一致させてた方がいいんじゃないかということに終わってから気づいたのです。電話で口頭でEINの番号は手に入れましたが、住所の書き方などは若干異なってそうです…。(今の所何も言われてないです)

EINの取得方法

日本から申請する場合、電話、FAX、メールのいずれかになるはずです。
ちなみに取得の早い順番に並んでます。そしてさっさとアプリを公開してこの作業に一区切りをつけたいカプラがとった手段は電話でした。

英語しゃべれるのか、と思った方もいるかもしれませんが、実際はゆっくりじゃないと全然無理です。

じゃあゆっくり話してもらえるの?というとそれも電話に出てくれる相手によるのです。ちなみに電話はIRSにします。

そう、「アメリカ合衆国内国歳入庁」という見るからに固そうなところです。

しかしカプラには「英語教員の妻」がいます。普段は土曜日子供二人をカプラに押し付けて仕事に行く奥さんですが、この時ばかりは奥さんが英語の先生でよかったと思いました。

が、そんな期待もむなしく、タイミングが悪いことに現在奥さんの学校では中間テストの時期でして、奥さんは採点作業に追われていました。
そしてカプラにも散々手伝わせた後に、もう寝ないときつい!」と半ギレ状態で眠ってしまったのです。

奥さんに頼るつもり満々でいたカプラ。ハシゴを外されるとはこのことです。

明日もう一度お願いしようかな、と思いましたが、翌日まで待つのも嫌だったし奥さんにお願いするのも嫌になったので、ダメだったら電話切っちゃえばいいや、というノリで電話してみることにしました。

スカイプの月350円のプランで電話したところ、電話自体はすぐに出てくれました。ただし、時間帯によってはかなり混んでいるようです。

EINの取得の受付時間は?

営業時間はこんな感じのはずで、時差は14時間あるはずです。なので日本で夜9時頃に電話受付開始する感じでしょうか。

“EIN窓口営業時間”
Hours of Operation

Monday to Friday, 7 a.m. to 10 p.m. Eastern Standard Time.

いよいよ会話スタートするも、匙を投げられる

そしていよいよドキドキの英会話スタートです。
英会話なんて久しぶり、なんて気持ちでしたが、相手からするといい迷惑です…。

最初は「Hello」から始まり、カプラも同じように返します。その後も名前やら何をしたいのか(I’d like to get EINって言った気がする)
を話し、お、なんとかいけるか?と思ったのも束の間。

その後はなんて言ったのかわからないレベルで質問され、more slowly,を連発するカプラ。

もうこれはダメだ、と「Are there japanese translator?」と一縷の望みをかけて言って見たのですが、完全無視…。

ネットだと優しい人がゆっくり話してくれたとかなんとかいろいろあったので期待していたのですが、カプラの相手はかなりのSッ気の強そうな人(女)でした。

そんなやりとりを5分程度はさんだところ、向こうがもうダメだと思ったのか、「Are you Japanese?」と聞いてきたのですかさず「YES」

5分程度待ってたら通訳の日本人が登場!

その後はスムーズに登録が進む

カプラも日本語はいけるので(当たり前)そこからの登録はスムーズでした。最後にEINを口頭で教えてもらいました。
最初から出してくれよ、と思ったのですが、まぁこれもいい経験です。

登録が完了したらカプラが忘れていたFAXのことを聞いて見ましょう。もちろんEINの番号をメモすることも忘れずに(忘れる人はいないと思いますが)

契約/税金/口座情報のTax Infoが編集できない

iTUnes ConnectにEINを入れて税関係の情報を登録しましょう。

もしまだ税関係の情報を入力していない人は問題なくできますね。

しかし、EINを入れないで登録を済ませてしまった人。(カプラ含む)
ついつい早く公開したくて空欄でもいいよ、というネットの怪しい情報を鵜呑みにして登録完了を押してしまったのです。

慌ててAppleのサポートにメールすることに。

するとForm W-8BENを書き直して vendortax@apple.com にメールしろと回答が。

W-8BENのフォームをプリントしてさてメールするかと思った所、EINがいらないという情報を小耳に挟みました。

もし本当に不要だったらカプラの苦労はなんだったんだ、レベルの話ですが、これについては再度サポートに問い合わせしているので、明日にでもここにちらっと追記します。

“まとめ”
  1. EIN取得は電話がおすすめ
  2. 最後にFAXしてもらうことを忘れずに
  3. やればなんとかなる

なんか1万とか2万で代行してくれるサービスもありますが、日本人が向こうでスタンバイしてるので余裕で自分でできます。
頑張って一度やってみましょう!

思った以上に長くなってしまったので、興味、というかEINどうしよう、と検索してたどり着いた人以外は99%離脱or最後まで一気にスクロールしているかもしれませんが、ここでひとまず終わりです。お疲れ様でした。

もし何か詳しく聞きたいことがあればメッセージでもください。

今日はここまで。

2019/7/10追記

ちらほらこちらの記事を見に来てくれる人がいるので追記です。
アップルのサポートに問い合わせしているので、なんて上で書いておいて放置しててすいません…。育児が大変で…(言い訳)

実はEINって本当にいるのか?それについてサポートに以下のような感じで問い合わせてみました。

(カプラ)
Thank you for the response.
I understood that I should sign and email.

I have more question.
I think I must send EIN to you, otherwise I will be collected double taxation(in Japan, in us),
However, my friend said to me, “You don’t have to send EIN, if you send W-8BEN from i-tunes connect.”

Which is correct? I should send you EIN form to you?

(サポート)
Hello,

Since the App Store contracts are characterized as a “sales/commission” agreement, as opposed to a “royalty” agreement, there is no tax withholding for sales in the USA App Store.

If you have any further questions, please don’t hesitate to contact us.

Thank you.

iTunes Finance

これを読む感じだといらないっぽいですね…(恥をかいてスカイプで電話したのはいったい…)

ただ、これで本当にアメリカと日本、両方で税金とられているのか、と言われたちょっとなんとも言えず、Itunes Connectの方でアプリの売り上げを見てみると、左側に「売り上げ」と「収益」といいうのがあるのですが、ある時期までは「売り上げ」が$25.64で「収益」が$17.95となっていました。これって訳3割減ってますが、これはおそらくアップル税ですね(売り上げから3割アップルに抜かれるやつ)

そしてこちらによると、アップルの売り上げは10米ドルを超えた時に初めて支払いされるようです。

https://itunespartner.apple.com/jp/music/faq/支払と財務報告_支払いを受ける

iTunes Connectの支払いと財務報告のところを古い月から順に見ていくと、1,260JPYとなった時、それまでは金額しか表示されていなかったのに登録した銀行の情報が表示されていました。ここで表示していた月は3月でした。さらにその翌月をみると未払い額合計が0に戻っていました。

そして実際銀行に振り込まれたのは5月8日のことで、これはアプリの金額 x 売れた数の0.72倍のお金でした。つまりアップル税のみかかってるんだと思います。

じゃあいらないのか?っていうところなんですが、なぜかカプラのアプリ、アメリカで1つ売れていました。それで初めて気づいたのですが、日本での売り上げとアメリカでの売り上げを表示するテーブルが分かれていたんです。

ということは、もしかしたらアメリカでの売り上げが10ドルを超えたらどうなるのか、と疑問がでてきますが、これはまだわかりません…。

誰かアメリカでアプリ買ってくれるか、売り上げ増えたらまた追記します。

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