こんばんは。今日はお片づけのお話です。
子供が大きくなるにつれておもちゃが増え、そのおもちゃの散らかりにイライラした経験がある人は多いはず。
うちもすごい量のおもちゃがあります。
奥さんが産休の間、妊娠中の長女の相手がしんどくなり、イライラするよな状態が続いたことがありました。
その時に、電車の中でアマゾンの評判のよいおもちゃをいくつも注文し、長女に買い与えていたためです。
自業自得なのですが、あの当時は通勤時間も長かったのでなかなか育児を手伝えず、おもちゃを買うくらいしか手がなかったのです(反省)
買ってあげたはいいけど、特に小さい子供はおもちゃを広げるだけ広げてそのまんまなんですよね。注意しても全然言うことを聞かず(というかまだ片付ける意味がわからないだけかもしれませんが)、結局最後は親が片付けることに…
そんな状態だったウチの長女がお片づけをするようになった話を今日は紹介します。
おもちゃを散らかす子供の心境とは
結果としてお片づけをするようになった今だからこそ想像できるのですが、これは本当に想像の話です(笑)
ある時長女がおもちゃが入ったカゴをぶちまかしました。
丸い形のものは遠くに転がっていき、ケースに入っていたものはケースから飛び出て散らかっていきます。それを見てカプラはこう思いました。
(あぁあ、また片付けないといけない…、面倒くさい)
きっと多くの人がそう思うはず。
たまに遊ぶ親戚の子供相手とかならそうは思わないでしょうけど、毎日となるとそう思ってしまうのは仕方がないと思います。
しかし、子供は大人を困らせるためにやっているのかな、とふと思ったことがありました。
おもちゃを散らかす、という行為をするのは、ウチの場合は親がそばにいるときだけでした。
一人の時に散らかしているのはあまり、というか、ほぼ見たことがありませんでした。
ということは、きっと子供の心境としては、
「このおもちゃで一緒に遊ぼうよ!」
というものだったのではないかと思います。(あくまでも想像です)
ここに気づいてから、散らかす子供への接し方が変わった気がします。
普段一緒に遊べてる?
うちは今年(2018年)の4月から長女、長男揃って保育園に行っています。もちろん、その保育園に行く前も私は仕事で日中はほぼいない状態で、帰るのも8時くらいなのでまともに長女と遊ぶことはできません。
そして保育園に行ってからは疲れているのか、保育園に通う前よりも早く寝るようになりました。
長女はありがたいことに(きっと)パパ大好きな子に育ってくれたので、日中は親に甘えられない保育園に通っているから、夜少しだけでもパパと思いっきり遊びたい、という欲がどんどん高まっているのではないかと思いました。
そのため、パパママがいるときは
(よし、このおもちゃ全部使って遊ぼう!)
という心理から、おもちゃを次々に出して(散らかして)くるのではないかと思われます。
本当は普段から一緒にいてあげられたら一番いいんでしょうが、働かないといけないのでそうは言ってられません。
そう思ってからは、普段一緒に入れないんだから、その散らかったおもちゃで子供と遊んでよう、という気持ちになりました。
片付けないのは遊ぶ時間が終わることの寂しさから
おもちゃで遊ぶ楽しい時間も、ご飯やお出かけなどいろいろなスケジュールで終わっちゃいます。
しかしまだ小さい子供にはそんなこと説明しても難しいですよね。
片付けようね、と言われてきっと子供はこう思うはず
(せっかく楽しく遊んでたのに、なんで急にやめるんだ)
と。
お片づけが終わった後、一緒に楽しいお出かけが待っているかもしれないし、美味しいご飯が待っているかもしれない、でも子供はそんなことまだ理解できずに自分が遊びたいという気持ちを無視されている気分になってしまい、お片づけはなかなか進まないような気がします。
ちゃんと先に何が待っているかを知らないまま、勝手に何かスケジュールが動いて行くのは大人だっていい気はしないですもんね(笑)
もちろん、きっとパパママは子供に対して、
「片付けしたら●●へ行こうね〜」
とか、
「おいしいご飯があるよ〜」
と言ってあげていると思います。ある程度大きくなったらそれも理解してくれると思いますが、まだ2歳程度の子供には少なくとも通じないようでした。
私もどんなに噛み砕いて言ってあげても納得してくれませんでした(笑)
パパママとの楽しい時間は終わらないよ、ということを伝えよう
これを伝えるのはなかなか至難の技です(笑)
しかし、これが伝われば、本来御手伝いとかが大好きな子供は積極的に片付けてくれるようになるはずです。
ウチが成功した例を紹介すると、片付けをする少し前に長女にこう言うようにしてました
「あと少し遊んだらご飯をパパと一緒に食べようね。あと少ししたら一緒にお片づけしようね」
と。突然スパッと終わるのって子供はあまり好きじゃないようです(ウチだけじゃないはず)
そう思ってから、「あと少ししたら…」と事前に言うようにしてみました。そして、それが片付けをしたら一緒にああしよう、こうしようと伝えるように気をつけました。
すると、最初はちょっと嫌な顔をされるものの、お片づけが終わってからも楽しいことが続くとだんだんわかってきたら、お片づけすることへ抵抗がなくなっていくようにみえました。
今では保育園で習ったお片づけの歌を歌いながらお片づけしてくれるようになっています。
あくまでも想像上の子供の気持ちですが、なんとなく自分的にはそうじゃないかと思ってブログに書いて見ました。
今日はここまで。